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美容マーケター植村浩さんがこだわる、人と会う旅

旅する歯ブラシ

まだ行ったことのない国や、どこか懐かしい街並みを求めて・・・。
あるいは、ハードスケジュールの出張や、自然に包まれたアウトドアへ・・・。
トランクに1本、SOLADEYを忍ばせて、旅に出てみよう!

第3回目は、日本に初めて
クレンジングオイルをもたらした植村 秀(シュウ ウエムラ)氏の長男で、
現在はプロユースの化粧品の製造・販売、美容業のマーケティングディレクターとしても活躍する
植村 浩(うえむら ひろし)さんにお話を伺いました。

第三回
UTOWA Co.,Ltd. SUA Inc. President
植村 浩さん Hiroshi Uemura(株式会社ウトワ、株式会社エスユウエイ 代表取締役)

上村浩

人との関係を築くことが私の仕事

ー 現在のお仕事について教えてください。

シュウウエムラ化粧品が2003年にロレアル社の傘下に入ったのを区切りに社長を引退して、ウエムラファミリー企業グループの総責任者となりました。新たな化粧品ブランドの立ち上げに務めると同時に、かねてからお付き合いのある海外の化粧品業界関係者との交流を深めるため、ニューヨークに移り住んで、日本とアメリカを頻繁に行き来するようになりました。若い頃は英語でのコミュニケーションが苦手でしたが、1997年に渡米した際にニューヨークで現地法人を立ち上げ、スタッフを雇い、オフィス兼ショップを展開できたことが大きな自信につながりました。「正確に話すことよりも、自分の言葉で気持ちを素直に伝えること」をモットーに、流暢でなくても、通訳を通さずにあくまで自分の言葉でコミュニケーションをとるようにしています。
海外のメイクアップアーティストやバイヤーと密接に関係を築いていくことが自分の仕事だと考えています。

清潔感が自信につながる

ー 仕事をする上で特に気をつけていることは?

海外のビジネスパーソンと会う際に特に大切にしていることは、自分の表情と、相手へのちょっとした思いやりです。自分では少し大げさかな?と思うくらい、喜怒哀楽の表情を前面に出すことにしています。そうすることで、相手とフレンドリーな関係を築くことができます。握手のときは相手の目を見て握手し、笑顔を見せるときは、親愛の気持ちを込めてしっかりハグをします。
そんなとき、大人のエチケットとして、ヒゲや爪が伸びていないか、口臭がしていないかなどが気になります。そこで、最低限のグルーミングツールはいつも持ち歩いているのですが、「SOLADEY N4」は歯磨き粉がいらないという機能性はもちろん、生活感を感じさせないシンプルで近未来的なデザインも気に入っています。清潔感を漂わせていることは、それだけで大きな自信につながります。

移動時間はプライベートな時間

移動時間はプライベートな時間

ー 仕事での移動も多いかと思いますが、何かこだわりのようなものは?

移動の時間は基本的に楽しむようにしています。特に飛行機での移動は貴重なプライベートな時間ですね。電話は鳴らないし、食事は出てくるし、本を読んだり映画を見たりしながら、きっちり充実した時間を過ごしています(笑)。飛行機の空間は余計なものがないので、考え事をするのにもぴったりです。仕事のことや遊びのこと、家族のこと、将来のことなど、いろいろなことに想いを馳せることができる貴重な時間です。
機内へは、小さなアメニティバッグに必要なものだけをコンパクトにまとめて持ち込んでいます。乾燥対策のミストと美容液、それからマスクとリップクリーム、体調管理にビタミン剤なども持ち歩いていますが、こういうものは何でも良いというわけにはいかなくて、使い慣れたものが安心です。その点、「SOLADEY N4」のスペアブラシ「先端ポイント毛」は気に入っています。あと、長時間のフライトだと飛行機の中でヒゲが伸びてしまうので、シェーバーも入れています。

便利な時代だからこそ人に会うことが大事

ー ご自身で海外に行かれる理由は?

インターネットのおかげで気軽にコミュニケーションも取れるし、さまざまな情報に手軽にアクセスできます。だからこそ、直接会ってコミュニケーションをとることが大事だと思っています。メールや電話だと用件だけで、あまり余計な話はしないじゃないですか。でも、ちょっとしたお土産から話が広がることもあれば、お互いの家族の話などから仕事に有益な話に発展することもあるのです。手軽なコミュニケーションで済ませてばかりいると、手軽な情報しか手に入らなくなってしまうような気がします。そういう意味では、遊びも大事です。趣味でアイスホッケーやゴルフをするのですが、こうした遊びの時間を一緒に過ごす仲間も大切にしています。仕事ばかりしていると意外に世界が狭くなって、気がつくと同じところをぐるぐる回っているような気分になります。新しい発見や刺激がないと、人はあっという間に老いてしまうのではないでしょうか。新しい情報や未知の世界に出会うために、外に出かけて、自分の目で見て、現場の空気を直接、肌で感じるようにしています。美容製品に限らず、デジタルグッズなども新しい製品に興味を持ったら積極的に使っています。

上村浩

100歳を過ぎても元気でいたい

ー とてもアクティブに活動されていますが、そのためになさっていることは?

50歳までずっと仕事に集中していて、体重も今より10kgは多かったんです。でも、現代は100歳まで生きる可能性があるわけで、鍛え直すなら折り返し地点の今だと思ったのが4年前。そこで体を鍛え直し、歯並びを矯正し、肌をきれいにして、自分をリセットしました。それまでメガネをかけていたのですが、思い切ってレーシック(LASIK、角膜屈折矯正手術)を受けました。また、見た目とは関係ありませんが、新しい言葉を勉強しようと、スペイン語を習い始めました。特に歳をとることが嫌だとか、無理に若作りしようとは思わないのですが、自分なりに目標へ向かって挑戦し続けることが大事だと思っています。現在は第二のモテ期を、自分で作っているような気分です。若い人や新しい仲間と出会ったとき「この人といると楽しいな、元気になるな」と思ってもらいたい。そのためには、こっちも元気で仕事や遊びに夢中になっていないと面白がってもらえないでしょう。
それに、相手に嫌な思いをさせない秘訣は、お洒落よりも清潔感だと思います。髪の毛や爪などの外観は気をつけやすいですが、匂いは自分でも気付きにくいもの。特に口臭は歯を磨けば防げるわけですから、いつでも歯ブラシを持ち歩いてこまめにケアしたいですよね。清潔なお年寄りが増えれば、日本全体が楽しくなるんじゃないかと思っています。

どうもありがとうございました。

株式会社ウトワ、株式会社エスユウエイ 代表取締役
植村浩(Hiroshi Uemura)

上村浩

日本で最初にクレンジングオイルを紹介した植村 秀(Shu Uemura)氏の長男で、現在は化粧品の製造・販売や美容業のマーケティングディレクターとして活躍する。

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