2022.5.1

『歯のためのマンスリーマガジン』5月号–2022.5.1

みなさま、こんにちは。

今日から5月。
新緑とともに風薫るさわやかな季節ですね。

すでに大型連休に入っている方は、少し遠出をしたり、観光を楽しんでおられるのでしょうか?
日常生活が戻りつつあるも、まだまだ予断を許さない状況です。

どこかにお出かけするのも良いですが、本格的な料理やお菓子づくりをしたり、資格取得のための勉強をするなど、おうち時間を充実させれるのもいいですね。

それでは、今月もよろしくおつきあい願います。

■目次■━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・

◆ 今月のトピックス『オーラルフレイルについて(2)』
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◆ ネットユーザー様限定企画のご案内
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◆  ミニコラム 『歯科医師10万7,443人 女性は2万6,913人!』
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◆ 歯の豆知識 『入歯を使用した俳句』

◆今月のトピックス◆ 『オーラルフレイルについて(2)』

前号で「オーラルフレイルの概念について」お話ししましたが、
かなり堅苦しい文章でわかりくかったかもしれません。

オーラルフレイルの定義は次の通りです。
老化に伴う様々な口腔の状態(歯数・口腔衛生・口腔機能など)の変化に、口腔健康への関心の低下や心身の予備能力低下も重なり、口腔の脆弱性が増加し、食べる機能障害へ陥り、さらにはフレイルに影響を与え、心身の機能低下にまで繋がる一連の現象及び過程のこと。

「かたいものが食べにくい」「むせ込みがふえた」など、日常のささいな変化をそのまま放置しておくこと、オーラルフレイルの進行を早めることにつながります。かたいものが食べにくくなると、やわらかいものばかり好んで食べるようになってしまいます。
すると、噛むために必要な筋力がさらに低下し、さらに噛む力が衰えるといった悪循環に陥りやすくなってしまい、それが口腔機能の低下、ひいては心身機能の低下への第一歩となるおそれがあるのです。

これが、オーラルフレイルと老化による口の衰えとの違いです。
老化は自然の摂理として起こる進行性の現象です。むせや食べこぼしなどのオーラルフレイルの症状は、「生理的老化」のはじめの一歩です。
オーラルフレイルは、社会的問題、精神心理的問題と複合して生じているいわば「不自然な衰え」であるところにあります。

けれども、オーラルフレイルは、意識的なアプローチによって口腔周辺の器官の老化を緩やかにし、失われつつある口腔機能を回復させる余地があることがわかっています。逆に、放置していると自然の衰え以上に口腔機能の低下が進んでいってしまいます。
ここが、「生理的老化」とオーラルフレイルとの大きな違いです。

オーラルフレイルは、各レベルで適時適切な対応をとれば改善が可能といわれています。
次号からは、歯科医などが行うオーラルフレイル対応についてお話をしていきます。

【出典:歯科診療所におけるオーラルフレイル対応マニュアル2019年版」】

◆5月のネットユーザー様限定企画のご案内◆

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◆ミニコラム◆ 『歯科医師10万7,443人 女性は2万6,913人! 』

令和2年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況が3月17日、厚労省より公表され、令和2年12月31日現在の歯科医師数は10万7,443人で、前回調査の平成30年より2,535人、2.4%増加した。男女別に見ると、男性が8万530人(構成割合75.0%)、女性が2万6,913人(同25.0%)でした。

人口10万対歯科医師数は85.2人で、前回83.0人から2.2人の増加です。歯科医師総数のうち、医療施設に従事しているのは10万4,118人で、全体の96.9%。従事する施設としては「診療所」が最も多く9万1,789人で、1,684人、1.9%増加しました。医療施設従事者を年齢階級別に見ると、50~59歳が最も多く2万3,769人で全体の22.8%。以下、60~69歳の2万3,136人(構成割合22.2%)、40~49歳の2万1,306人(同20.5%)の順。平均年齢は上昇傾向にあり、「診療所」と「病院」の合計で、前回の51.8歳を0.6歳上回る52.4歳。「診療所」は53.5歳から54.3歳に、「病院」は38.6歳から38.7歳にそれぞれ上昇しました。

主たる診療科名は「歯科」が最も多く8万9,717人で、前回から1,122人、1.3%増加した。次いで「歯科口腔外科」4,413人、「矯正歯科」4,274人、「小児歯科」2,011人、「臨床研修歯科医」1,987人と続いています。

【出典: 厚生労働省HP:令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況】

◆歯の豆知識◆ 『入歯を使用した俳句』

歯を使った俳句は古今東西たくさんあるようです。
今回は「入歯」という言葉を用いたものをご紹介します。

「女房は金の入歯や深見草」正岡子規
「節の日や入歯に当てし貝の玉」高井几董
「冷やかな器に沈む入歯かな」福田清人
「入歯の調子好き日悪しき日百日紅」北野民夫

正岡子規の句の「深見草(ふかみぐさ)」は牡丹(ばたん)の異名で初夏の季語。北野民夫の句の「百日紅(さるすべり)」は夏の季語です。


【編集後記】
大型連休の真っ最中のみなさまは、今どこで何をしてらっしゃるのでしょうか?
いろいろとお得感のあるキャンペーンも実施されていますので、感染対策を十分にした上で楽しんでおられることでしょう。わたくしは数年ぶりに国内旅行をしたいと思っているのですが、友人たちとその家族の体調や都合がによるため、予定が立てられないでいます。あーどこか遠くに行きたいなっ!(京子)


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