2020.1.1

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『歯のためのマンスリーマガジン』1月号–2020.1.1

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☆ 謹 賀 新 年 ☆
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あけましておめでとうございます。

旧年中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
新たな年を迎え気持ちを引き締めるとともに
より一層みなさまのお力になれるよう精進してまいりますので
昨年同様のご愛顧を賜わりますようお願い申し上げます。

みなさまにとって、素晴らしい年の始まりでありますことを
心よりお祈りしております。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

■目次■━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・

◆ 今月のトピックス『歯の喪失について(3)』
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◆ ネットユーザー様限定企画のご案内
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◆  ミニコラム『歯磨き頻度と心臓病リスクの関係!』
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◆ 歯の豆知識『歯痛体験から生まれたアンデルセンの童話!』
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◆今月のトピックス◆ 『歯の喪失について(3)』
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「予防歯科」という言葉を見たり聞いたりしたことはありませんか?
大学病院などではずばりそのままの診療科を置いているところもありま
すが、この名称は看板などへの表示が法律で認められている「標榜科」
ではありません。一般的には「むし歯や歯周病の予防に力を入れていま
す」という意味でとらえるのがいいかもしれません。

「予防歯科」は、歯がなくなる原因である「むし歯」と「歯周病」に対
してアプローチし、原因そのものを取り除いたり、病原性を弱めること
で、「むし歯」や「歯周病」の再発や発症を防ことを目的としています。

標準的な予防歯科医療の流れは次のようになっています。

○初診・診査・診断
その人がかかりやすい疾患やその原因を、正確に審査、診断することか
ら治療、予防の第一歩が始まります。年齢、歯の部位、細菌の種類と数、
唾液や歯の性質など、いくつかの要素が重なった時に歯や歯周組織の病
気にかかります。予防はその危険度に応じて、危険性のある部位や全身
の状態などを知った上で行う事が効果的です。

○発症前治療・最小限の治療
むし歯や歯周病を発症する前の潜伏期や初期のうちに発見して、治療と
予防をすることで、自分の歯を生涯健康に保つ可能性が高くなります。
科学的な診断の結果、必要に応じて最小限の治療が行われることもあり
ます。

○メインテナンス
その人のリスクと効果的な予防法を把握したうえで、歯の喪失を防ぐた
めに、歯磨きなどセルフケアの支援と、プロフェッショナルケア(専門
的口腔清掃)を継続して行います。

予防歯科により、口腔内のリスクを把握して健康に保つだけではなく、
糖尿病や心疾患などの病気のリスクを軽減して、健康寿命の延伸や医療
費の抑制が期待されています。まずは、自分の歯にもっと関心を持つこ
とが予防歯科の第一歩かもしれません。

【参考:大阪大学歯学部附属病院、三井健康保険組合各HP】

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◆1月のネットユーザー様限定企画のご案内◆
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◆ミニコラム◆ 『歯磨き頻度と心臓病リスクの関係!』
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口腔内の衛生状態と、心房細動および心不全の関連性を検討した研究
論文が、欧州心臓病学会が発行している予防医学の専門誌に、昨年12
月1日付で掲載されました。心房細動とは不整脈の一種で、心臓本来の
動きができなくなる病気です。心不全とは心臓のポンプ機能が低下し、
全身に必要な血液を十分に送り出せなくなった状態のことです。

この研究では韓国在住で、心臓病を発症した経験のない16万1,286人
(平均52.2歳)が対象。被験者に対して歯周病の有無、歯磨きの回数、
抜けた歯の本数などを調査し、心房細動と心不全の発症リスクが検討さ
れました。なお、研究結果に影響を与えうる年齢、性別、社会経済的状
況、飲酒・喫煙状況などの因子について統計的に補正を行い、解析して
います。その結果、1日の歯磨きが0~1回の人と比べて、3回以上の人
では心房細動のリスクが10%、心不全のリスクが12%低下したそうです。

口の中は全身の中でも微生物、細菌などが最も多く存在している場所。
あらゆる全身疾患と歯周病の関連性が、近年の研究により指摘され始め
ています。歯周病との関連を挙げられているものには呼吸器系疾患、心
疾患、糖尿病や妊娠など多岐にわたっています。

【参考:日本歯周病学会、日刊ゲンダイヘルスケア各HP】

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◆歯の豆知識◆ 『歯痛体験から生まれたアンデルセンの童話!』
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みにくいアヒルの子、マッチ売りの少女、人魚姫で知られる作家アン
デルセン(1805~75)の童話の中に「歯いたおばさん」というお話
があります。ひどい歯痛に苦しめられた自分の姿を描いたという逸話
が残っていますが、物語を読むと本当のような気がしてくりから不思
議です。アンデルセンを一躍有名にしたのは最初の小説「即興詩人」。
デンマーク語で書かれたこの本は、ヨーロッパ各国で翻訳出版されて
アンデルセンの出世作となりました。ちなみに日本では森鴎外が翻訳
しています。なんだかすごいですね。

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【編集後記】
みなさま新年明けましておめでとうございます。旧年中のご厚情に
御礼を申し上げますとともに、本年も変わらぬご愛顧を賜りますよ
うお願い申し上げます。令和2年はどんな年になるのでしょうか?
何をするにも心身ともに健康であることが大切ですね。お正月休み
の食べ過ぎ、飲み過ぎ、遊び過ぎなどにお気をつけくださいませ。
本年もよろしくお願いいたします。(京子)

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